リウマチと骨粗鬆症
- 人は海を見ると、何故ホッとするのでしょうか? -

 最近の北欧の文献によると、疾患別のQ.O.L(Quality of Life)障害度をみると、骨粗鬆症及びR.A.は冠動脈疾患、脳卒中に次いで高くなっています。
寝たきりの原因
 現代のように平均寿命が80歳台になると、いかに老後の生活を、痛みなく健やかに過ごすか重要なポイントとなってきます。御存知のように、生物は海中で誕生し、次第に進化し陸上に上陸、更に人類へと進化してきました。それ故に人間は常に海水と同じ環境の中にいなければ生存できません。それを行っているのが血液、ことにその中に含まれる電解質とよばれるカルシウム、燐、ナトリウムや塩素等であります。だから、人は海を見ることによってある種の郷愁を覚え、ホッとするのではないでしょうか。そのうち最も重要なCaの貯蔵庫として骨は存在しています。他方Caは骨を硬くし、体重を支える柱としての働きもしています。

カルシウム

 ところが医学の発展していない以前では、その生命は50歳前後でした。即ち、人は50歳前後を境としてその生命維持に必要ないろいろな働きが衰えてきます。
骨の一生と骨量の変化

 さて、関節リウマチ(R.A.)は全身の慢性の進行性の病気です。患者さんも女性に圧倒的に多く、ただでさえ女性は閉経という女性機能の終焉によって骨粗鬆症をきたすうえにR.A.という病気のメカニズムと、使用する薬剤や、疼痛により不働性となり、発病1〜2年より早急に骨粗鬆症をきたしてきます。骨粗鬆症では、骨の中のCa(骨塩)が減少し、骨がスカスカとなって大変骨折しやすくなります。
骨折しやすい部分

 殊に脊椎は体重を支えている為、何もしないうちに圧迫骨折という強い疼痛をきたす状態となります。当院ではR.A.や骨粗鬆症に対する私の30年以上の専門医としての治療経験から、早期よりDXA法による骨塩検査等、その予防治療をしております。
どんな検査?


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整形外科 リウマチ科 リハビリテーション科
加藤整形外科クリニック
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